年収にこだわらない「貯蓄術」

都道府県別のランキング、さらには負債や支出の実情を紐解いてみると、必ずしも年収と貯蓄額は一致しないことがわかりました。

もちろん、転職や副業で年収自体をアップさせるのも有効な手段です。チャレンジしたい気持ちと環境が整っているなら、挑戦してみるのもひとつでしょう。

しかし様々な制約で年収アップが難しい場合は、上位の都道府県を参考に、住宅ローンの見直しやエンゲル係数の削減に目を向けてみると有効です。王道の手段ではありますが、こうしてデータとして現れると一層モチベーションが高まるものです。

ある程度貯蓄額が増えれば、今度は資産運用にもチャレンジしやすくなります。少額から始められるつみたてNISAやiDeCoなども、余裕資金がないとなかなか踏み出せませんよね。貯蓄額を増やせば、選択肢もどんどん広がります。

まだまだ始まったばかりの2022年。このまま勢いをつけて、貯蓄目標を達成していきたいですね。

参考資料

太田 彩子