1966年に登場したトヨタ カローラは、2021年7月時点で、グローバルで累計販売台数5000万台を超えるグローバルカーとして知られています。
カローラには、4ドアセダンの「カローラ」、「カローラアクシオ」、ステーションワゴンの「カローラフィールダー」、「カローラツーリング」、ハッチバックの「カローラスポーツ」がありますが、2021年9月にはカローラシリーズで初めてのSUVタイプ「カローラクロス」が登場しました。
世界的ブームとなっているSUVは、トヨタも力を入れており、タフなスタイリングと機能を両立した「RAV4」や、コンパクトで扱いやすい「ライズ」など、多種多様なSUVを展開しています。ライズよりも大きくて、RAV4よりも都会的な雰囲気を持つカローラクロスは、一体どんなSUVなのか解説します。
都会的ながら実用性も重視したエクステリア
カローラクロスのエクステリアのコンセプトは、「アーバン・アクティブ」。全体的なスタイリングは、カローラクロスに近いサイズを採用した、クーペタイプのSUV「C-HR」と比較して、ユーティリティ性を重視し、オフロードスタイルを重視した「RAV4」よりも街に溶け込んだスタイリングを実現しました。
ガラス面やフロント・リヤのランプに伸びやかなデザインを施しつつ、バンパー部分はワイドで安定感のあるバンパー部のデザインを採用し、本格的なオフローダーの感覚を抑えた都会的雰囲気と、堂々としたスタイリングを両立。
ボディーカラーはダークブルーマイカメタリックやアバンギャルドブロンズメタリックなど全8色を設定しています。