アネモネの育て方

植え付け

今の時期は園芸店やホームセンターに出回っているポット苗を植え付けます。

温暖地では深植えにはせず、浅く植え付けるのがポイント。地表から3センチ程度のところで、水はけのよい土に植えましょう。

日当たり

アネモネは日当たりのよい場所で管理します。日当たりが悪いと葉が黄色く変色し、茎が間延びして花付きが悪くなります。

温度

アネモネは寒さに強い植物で、寒い冬でも屋外で栽培できます。ただし霜に当たると弱るので、庭植えの場合は霜よけをかけ、鉢植えの場合は軒下に移動しましょう。

水やり

乾燥より過湿で弱ることがあるので、土が乾いたら水やりをする程度で十分です。水やりの際は花やつぼみに水がかからないようにします。花が痛む原因となるので注意しましょう。

花がら摘み

花が咲き終わるとふわふわした綿毛がたくさん付きます。これはアネモネの種です。種ができると球根の栄養をムダに使ってしまうので、枯れた花は早めに摘むのがオススメです。

liu yu shan/Shutterstock.com

おしゃれな寄せ植えの作り方

草丈のバランスを考える

アネモネは茎を長く伸ばし、上を向いて咲くのが特徴です。そこで株元に草丈の低い花を植えるとバランスがよくなります。

周りが低い花ばかりだとアネモネだけが飛び出しているようにも見えて、やや不安定な印象にもなりかねません。少し背丈が高い植物もいくつか組み合わせると効果的です。

色や形の組み合わせを工夫する

アネモネの花の色に合わせて同系色の花を選ぶと、統一感があってスッキリとまとまります。

あえて反対色の花を植えてインパクトがある寄せ植えにするのもオシャレです。八重のアネモネの場合は、小花や一重などシンプルな花が引き立て役になるでしょう。