花が少なくなる時期に開花を迎えるクリスマスローズ。
アンティーク調のどこか物憂げで趣ある姿は、多くの人から長年愛されてきました。
今回はクリスマスローズの基本情報、よい苗を選ぶポイントについて紹介します。参考にしてみてください。
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クリスマスローズの基本情報
- キンポウゲ科ヘレボルス属
- 多年草
- 原産地:ヨーロッパ、コーカサス、中国西部
- 参考価格:1000円~2000円前後(ポットのメリクロン苗)
冬の花の少ない時期に開花するクリスマスローズ。憧れのクリスマスローズをいつか育ててみたいと思っている人も多くいることでしょう。
日本ではヘレボロス属の植物をクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」のこと。
この他にも「ヘレボルス・オリエンタリス」や「ヘレボルス・フェチダス」など、咲き方や色が異なる様々な種類が存在しますが、全てクリスマスローズとして親しまれています。
クリスマスローズは種から育てられた実生苗の場合、一株ごとに花の色や形が異なります。そのため品種名がつけられていません。
これがクリスマスローズの最大の特徴であり魅力でもあります。どのような花が咲くかわからないため、それが楽しみでもあるともいえるでしょう。