年金不安の若者が“今から”できる備えとは

教育費や住宅費とは異なり、老後資金は「いつまでに、どのくらい必要か」の見当がつきにくいですね。大きな金額となりますので、ぜひ「今から」備えを始めていきましょう。

まずはご自身の年金見込み額を把握します。ねんきんネットやねんきん定期便を活用してください。そして、現在の貯蓄額、退職金の受け取り予定の有無なども書き出してみるとよいですね。

老後までの不足額を「ざっくり」把握できそうでしょうか。

夫婦で3000万円、ないしは4000万円を超えた、というケースもあるでしょう。

「とても一朝一夕で準備できる金額ではない」という世帯が多数派のはずです。

低金利が続くいま、銀行などの預貯金につく利息はごくわずか。コツコツ預貯金で積み立て続けても、残念ながら資産を「増やす」ことには繋がりません。

そこで視野に入れたいのが「資産運用」でお金に働いてもらう発想です。

若い世代は、リタイヤまでの「時間」が最大の武器となります。複利のメリットを最大限に活かし、資産を育てていけると理想的ですね。

伸びしろのある先に投資している「成長資産」に、長期で積立投資をしていけると理想的ですね。これが、大きな資産を築くエンジンとなるでしょう。

最低な運用スタイルや金融商品は人それぞれ。年末年始のゆっくりした期間を活用し、まずは情報収集からスタートされることをお勧めします。

参考資料