共働きが主流も、女性が収入を気にする傾向は続く
総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)」によれば、2020年は共働き世帯が1240万世帯、専業主婦世帯が571万世帯でした。現代は共働きが主流ですが、それでも女性が男性の収入を気にする傾向は続いているようですね。
共働きが主流となり、男性が家事育児に参加するようになった今でも、まだ女性がメインで家事育児を担う環境は続いています。女性は出産前後に休む必要があること、また産後も家事育児の負担が大きく十分に働けないかもしれないことへの不安が一因かもしれません。
こういった傾向も、時代が変わるにつれて変化していくことでしょう。
参考資料
- 結婚相談所比較ネット「リアルな結婚妥協ライン(男性の本音、女性の本音)アンケート調査」
- 国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」
宮野 茉莉子