猫のIoTサービスにかかる費用とは?
IoTとは、Internet of Thingsの略で、あらゆるものをインターネットに接続し、利便性を向上させる仕組みのことです。機器を使って猫を管理することの是非はともかく、そこにかかる費用はどのようなものか、下記に記してみました。
例えば、「Toletta」は、カメラ付きトイレとなっており、本体は0円、月額1078円(税込)、電源はコンセントからとれます。猫がトイレするたびに動画と静止画で自動記録してくれます。猫の行動を24時間365日記録し、毎日の体重、尿量、排尿回数、入室回数、滞在時間、前回トイレ使用時からの経過時間などがモニタリングできます。トイレはセンサー部分とシステムトイレ部分が外せるので温湯で掃除することが可能です。
「Catlog Board」は、いつも使用しているトイレの下にCatlog Boardというデバイス(受信機)を置くだけで自動的に記録してくれます。猫にはこの専用首輪をつけることで記録され、こちらも猫の行動を24時間365日記録し、毎日の体重・尿量・排尿回数・排泄量・排泄回数などがモニタリングできます。
また、尿の量を10g単位で計測出来るのも優れたポイントです。
価格は、デバイスの本体価格1万6820円(税込)とアプリの月額利用料金580円(税込)が必要です。電池式となるので、電池の交換が必要になります。
どちらのサービスもスマートフォンで簡単にチェックでき、猫の健康状態を管理できる優れものです。このアプリ機能から、1日の様子や今の様子が分かるだけでなく、食事と活動のカロリーバランスを計算し、健康的な食事をサポートしてくれる機能まであります。そして活動量をグラフで表示してくれるだけでなく、普段と異なる行動パターンを検知した場合、アプリで知らせてくれます。
また、数人で猫の行動を共有することも可能です。ただしどちらも無線LANの環境は必要になります。
これらの様子は猫の健康管理にとても重要で、グラフなど時系列の推移から、猫の体調の変化などが、いち早く察知出来るので、飼い主も猫もより安心した暮らしが出来ます。