「65歳以降・無職世帯」の貯蓄の中身は?

貯蓄の内訳についても見ていきましょう。

「65歳以降・無職世帯」の貯蓄の種類別貯蓄現在高(二人以上の世帯)

金融機関…2284万円

  • 通貨性預貯金・・・618万円(27.0%)
  • 定期性預貯金・・・920万円(40.1%)
  • 生命保険など・・・397万円(17.3%)
  • 有価証券・・・348万円(15.2%)

金融機関外・・・9万円(0.4%)

銀行に預ける「通貨性預貯金」や「定期性預貯金」が67.1%を占めています。「生命保険」や「有価証券」など運用商品は32.5%となっています。

2003年に金融庁が「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、「資産運用」という考え方も徐々に広まってきた感があります。ただ、65歳以上・無職世帯の貯蓄の内訳をみると、まだまだ銀行などへの預貯金がメインになっていますね。