厚生年金「ひとりで月15万円超」は何割？おひとり様の老後対策

11月11日は「１」が並ぶことから、中国では「独身の日」と呼ばれます。「おひとりさま」が買い物を楽しめる日として、毎年大規模セールなどが開催されます。

ネット通販最大手のアリババが2021年の「独身の日」に合わせて開催したセールの流通総額は、過去最高の5403億元（約9兆6173億円）に達しました。

わたしたちも年に1回くらい、毎日頑張っている自分へのご褒美としてうんとお金を使ってあげたいものです。ただその一方で、将来もらえる年金が不安で老後への貯蓄や投資にお金を振り向ける人が増えているのも確か。

そこで、今回はおひとりさまのもらえる厚生年金について、証券会社でファイナンシャルアドバイザーとして勤務してきた私から、解説させていただきます。

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厚生年金の月額「ひとりで15万円超」は何パーセント？

厚生年金被保険者は第1号～第4号まで分かれており、民間企業で働く人は第1号被保険者に当てはまります。ここでは、第1号被保険者の年金月額について見ていきます。

厚生年金保険（第1号）【全体】年金月額階級別老齢年金受給権者数

【男女計】厚生年金の受給額事情

全体平均：14万4268円

平均金額をキリよく15万円とすると、平均以上もらえている人の割合は男女全体の46.3％となりました。では、男女別に見るとどうでしょう。次で触れていきます。