水やりの頻度をチェック
観葉植物は品種によって、適した水やり頻度も違います。水をたくさん必要とするものから、ほとんど必要としないものまで多種多様です。
たとえば多肉植物などは水やりの頻度が季節によって異なり、季節によっては、ほぼ与えない場合もあります。
寄せ植えは水やり頻度が同程度の観葉植物でまとめます。
水やりについて何も考えずに寄せ植えを作ってしまうと、片方は水切れになってしまったり、片方は過湿になってしまたり、生育に悪影響を及ぼします。せっかくの寄せ植えもキレイに育ちません。
過湿は病害虫の原因にもなります。虫に悩まされると、せっかくの寄せ植えも台無しです。水やりの頻度も事前にチェックしておくとよいでしょう。
観葉植物の寄せ植え、基本の作り方
上記のチェックポイントを踏まえて寄せ植えにする観葉植物を決めたら、実際に寄せ植えを作ってみましょう。
寄せ植えを作るときには、以下のアイテムを準備をします。
- 土
- 鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- スコップ
- 土入れ
- ハサミ(園芸用)
- 手袋(園芸用)
意外と役立つのが園芸用の手袋です。100均でも購入できますし、2000~4000円前後のものなど、少し高めの手袋もあります。
オススメは、しっかりした作りで手にフィットするもの。トゲも通過しにくく、手の動きを妨げないので安全に作業を行えます。また爪の間に土が入るのを防いでくれますから、ネイルアートを施している人にもおすすめです。
観葉植物の寄せ植え、基本の作り方
それでは、観葉植物の寄せ植えの作り方を順を追って説明していきます。
【1】寄せ植えのレイアウトを事前に決めておきます。鉢の大きさを目安にして、ギュウギュウにならない程度がよいでしょう。高低がある植物を寄せ植えするときは日当たりのバランスも考えておきます。
【2】鉢底ネットを敷き、底が見えなくなるまで鉢底石を入れましょう。こうすることで水はけがよくなります。
【3】鉢の半分くらいまで土を入れます。植える観葉植物とのバランスを見ながら、土の高さを調整します。ウォータースペースの確保も計算に入れて調整しましょう。
【4】観葉植物をレイアウトに沿って配置します。配置後は隙間に土を入れていきます。鉢をトントンすると隙間ができにくくなります。最後に土が平らになるように整えましょう。
【5】鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりをします。寄せ植えした植物が元気に育っているのを確認するまでは、風通しの良い、直射日光の当たらないところで管理しましょう。