イチゴの育て方
それではさっそく、イチゴの育て方をみていきましょう。
用意するもの
- イチゴ苗
- 浅型プランター、鉢(深さ20センチ程度、専用ポット鉢など)
- 野菜用の培養土(またはイチゴ専用の土)
- 鉢底網、鉢底石
- スコップ
植え付け
お気に入りの苗を手に入れたら、さっそく植え付けをおこないます。
プランターに鉢底網や鉢底石を敷いておきます。鉢底石は2センチ前後入れておき、土を入れましょう。
直径が30センチ程度の丸鉢なら、3つの苗を植えることができます。長さがあるプランターなら横並びに植えることができます。いずれの場合も10~15センチの間隔で植えられるようにしましょう。
イチゴは葉の付け根に「クラウン」があります。これは葉の生長点なので、ここを埋めてしまわないように注意しましょう。浅植えが基本ですが、根は土からはみ出さないように植え付けます。
イチゴには「ランナー」とよばれる株元から出る「ほふく枝」があります。イチゴは、このランナーから株を増やす性質があり、苗はもともと「ほふく枝」でつながっていたものを、ひと株ごとに切り分けたものです。
このランナーですが、ランナーとは反対の方向(親株側)に実がなるので、丸形の鉢に円になるように苗を植えるときは、ランナーが内向きになるように植えます。そうすると、鉢の外側に垂れるように実をつけることができます。
横長のプランターはランナー側を北側にし、ランナーと反対側を南向きに設置すれば、花や実に陽があたるようになります。