厚生年金だけでは足りない。ではどうすれば?

国民年金に比べて手厚いとされている厚生年金でも、ゆとりある老後生活を送るのは難しいと感じられた方も多いのではないでしょうか。特の女性はひと月10万円未満の方も多いので、早めに準備をしておきたいものです。

老後の心配なく生活するためには、「公的年金+自助努力」という考えが必要でしょう。これからの時代は年金だけでは不十分であり、自分で老後の生活に向けて準備をする必要があります。

現役世代や老後も含めてできる老後資金の対策として、以下のような方法があります。

  • 本業や副業などで、定年後も働き続ける
  • 預貯金を貯める
  • 私的年金を準備する
  • 資産運用を行う

最近では定年後も働く人が増えていますが、働き続けてできるだけ収入を得るのも一つです。また今からできる対策として、預貯金、iDeco(個人型確定拠出年金)や民間の年金保険などの私的年金、また「お金に働いてもらう」資産運用を活用するのもいいでしょう。

資産運用にもさまざまな方法がありますが、毎月コツコツと積み立てて長期に運用を行うことで、リスクを抑えることも可能です。投資先についても、一つに絞るのではなく分散することでリスクを抑えられるでしょう。つみたてNISA制度を利用すれば、運用益も非課税になるので初心者の方でもはじめやすいですよ。

仕事や貯金以外に「お金を増やす手段」として資産運用ができると、安心感にも繋がります。

ただ大切なお金のことですから、リスクも含めてちゃんと調べてから始めたいですね。本やネットで学ぶのはもちろんですが、お金の問題は難しいこともあってつい後回しになりがちなので、オンラインセミナーなどに参加するなど行動にうつすことで近道になりそうです。自分にあった金融商品や投資スタイルが見つかるといいですね。

参考資料