世帯年収600万円の暮らしをのぞいてみて

世帯年収600万円台の世帯では、貯蓄が1200万円以上ある一方で、負債の金額も大きく純貯蓄は年収の約半分でしたね。食費も7~8万円台と多くなっています。

余裕があるイメージの世帯年収600万円ですが、これから大学費用を出すことを考えると、その後の老後資金については頑張って貯める必要があると言えそうです。

子どもが巣立った後で貯蓄に励むこともできますが、それだけで老後費用を用意できるかと言うと、難しい家庭もあるでしょう。2019年は老後に2000万円が必要と言われましたが、老後に必要なお金は大金となります。

退職金もありますが、住宅ローンの返済やリフォームに家の修繕、旅行、子どもや孫への資金援助に使うご家庭も少なくありません。介護費用としてまとまった金額を用意する方もいらっしゃいますよね。それならば早い内から、「老後資金用」の積み立てを毎月行いたいものです。

統計では預貯金以外の金融商品も保有されていましたが、低金利の今では、賢く他の金融商品も活用しながら資産形成を行うといいでしょう。

「どの金融商品を選んだらいいの?」「資産運用のバランスは?」などと悩まれる方も多いと思いますが、無料動画やオンラインセミナーを活用して学ぶのもいいでしょう。読んで学ぶだけでなく、目で見て耳で聞いて学ぶことで理解もしやすいものです。

ステイホームで時間のある今だからこそ、老後資金のために資産運用について学んでみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子