そろそろ車検だから新しい車に買い替えたい、決算期は車を安く買うことができる可能性が高いから検討したい、という方も多いはず。

そんな時に障害になるかもしれないのが「いま乗っている車のローンをどうしようか」ということ。たとえば5年ローンで購入して3年目を迎えている場合、残り2年のローンをどうすればいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。

本記事では、ローンの残り期間がある場合の車の買い替えで、知っておくべき知識とその流れについて解説します。

まずは下取り査定をしてもらう

新車であれ中古車であれ、車の購入を検討していたらその店で見積書を出してもらいますよね。その際に今乗っている車があれば、それを下取りに出す前提で商談を進めていくかと思います。

ローン残債が残っていなければ、下取り車の価格を差し引いた金額で車を購入するのが最もオーソドックスな方法です。一方、ローン残債が残っている場合は下取り査定額と残債を照らし合わせ、相殺できるのかどうかが焦点となってきます。いずれにしても、まずは愛車の現在の価値を正確に把握することが大切です。

ちなみに、下取り査定に出す前に自分の愛車の価値をある程度把握したいのなら、中古車情報サイトで愛車の年式や走行距離、グレードで検索をした結果でおおよその金額が想定可能です。ただし「販売価格マイナス10%~20%」が下取り価格の目安となることをお忘れなく。