いよいよ年の瀬が近づいてきました。2017年を良い年にするために、あれこれ初詣先をリサーチ中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、投資や金運にご利益があるとされている社寺仏閣をまとめてみました。
関東編
穴八幡宮(東京都新宿区)
まずご紹介するのは「穴八幡宮」。冬至から節分の間だけ配られる「一陽来復」というお守りが金運アップに効くと大人気で、毎年授かるための大行列ができます。
このお守りは「冬至・大晦日・節分」のいずれかの夜中の12時、恵方に向けて家の中の柱や壁などのなるべく高い場所におまつりします。余談ですが取材日は休日だったこともあり、観光バスまで来ている混雑ぶり。初詣で一陽来復お守りをゲットするなら、時間には十分余裕を持ったほうがよさそうです。
小網神社(東京都中央区)
続いては、茅場町・日本橋それぞれからほど近い場所に位置する「小網神社」。住宅街の中にあります。この神社は強運厄除の神様として知られる一方、東京銭洗い弁天としても有名です。金運アップのスポットは境内にある「銭洗いの井」。
この井戸の水で小銭などを清め、財布に入れておくと財運がアップするのだとか。また境内には福徳、人徳、財徳にご利益があるという福禄寿像もあります。金運と人徳。サラリーマンの方にぴったりのパワースポットかも?
聖神社(埼玉県秩父市)
関東編の最後は「聖神社」。東京都心からだと電車で2時間くらいでしょうか。ここは日本で初めて自然銅が見つかった地。これがきっかけで、歴史の教科書で習う「和同開珎」が鋳造されたのだそうです。聖神社には今もこの自然銅がご神体としてまつられており、「銭神様」「お金儲けの縁起の神様」としても知られています。
社殿にはどーんと「和同開珎」! 実際に宝くじに当たった方のお礼の報告なども貼られていて、そこにいるだけで金運が上がる気がしてきますよ。
関西編
伏見稲荷大社(京都市伏見区)
関西編のトップは京都「伏見稲荷大社」。こちらは1300年以上の歴史を持つ“お稲荷さん”の総本山。五穀豊穣、商売繁昌などの神様です。ここに金運アップのスポットがあります。それが、有名な千本鳥居をくぐり、奥社奉拝所からすぐにある「根上がりの松」。
根上がりと“値上がり”をかけて、お給料や株の値上がりにご利益があるとされています。金融・証券関係者にも人気だそうですよ。
御金神社(京都市中京区)
続いては、同じく京都の「御金(みかね)神社」。京都市営地下鉄の烏丸御池駅から5~10分程度のところにあります。西洞院通の閑静な住宅街を歩いていくと、突如として住宅の合間に金色に光り輝く鳥居が出現!
まつられているのは金山毘古神という鉱山・鉱物の神様。農具や機械、お金に使う金・銀など、生活で使う金属全般にご利益があるとされており、資産運用や不動産にまつわる運気を上げたい人に人気です。確かにこの金色に輝く鳥居をくぐれば金運が上がりそうですね!
清荒神清澄寺(兵庫県宝塚市)
関西編の最後にご紹介するのは「清荒神清澄寺」。地元では「荒神さん」として親しまれています。実はこちら、お寺のご本尊である大日如来の守護神として三宝荒神がまつられていて、お寺の中に神社もあるのです。金運アップのスポットは拝殿の裏手にある「荒神影向の榊」。
ここにお供えされたお賽銭を持ち帰り、紙に包んでお財布に入れておくとお金に不自由しないとか(写真に写っている棒を使ってお賽銭をいただきます)。なお、次に参詣した時に、お賽銭を倍にして返すのだそうですよ!
番外編:Longine(ロンジン)アナリストの初詣事情は?
2016年、推奨銘柄が目標株価を続々達成したLongine(ロンジン)アナリスト陣。さぞや金運アップにもこだわりがあるのかと思い、各人の初詣事情をリサーチしてみると…。
A:「深川不動堂と富岡八幡宮。深川不動堂にはミニ八十八ヶ所めぐりがあるので“往復ビンタ”をくらった時などに反省するには良い場所なんですよね」
…なるほど、禊をして新たな気持ちで臨んでいるのですね!
※往復ビンタとは注目開始後に株価が大きく下落し、注目終了後に株価が大きく上昇することを言います。
B:「門が有名なS寺はおみくじに大凶が多いので運悪く引くと1年間引きずる。K明神は行くと相場でやられることが多い」
むむ、これはネガティブな情報…。もちろん人それぞれで、たまたま相性が悪いのかもしれません。みなさまのご判断の材料になれば。
C:「多摩川浅間神社。シン・ゴジラの舞台にもなったので行けばネタになるかも」
…確かに。多摩川浅間神社は家庭円満・安産の神様ですから金運には直接関わらないかもしれませんが、もし晴れて運が良ければこんな景色が見られる、という点ではおすすめです。
最後にまとめていただきましょう。Dさんはどちらへ?
D:「あ、ボク行かない」
…同じアナリストでも考え方は本当に人それぞれ。初詣の行き先に関する最終決定は、投資判断と同じく、必ず読者のみなさまご自身の判断と責任で行っていただければと思います。
それではみなさま、よいお年を!
LIMO編集部