老後を見据えた「資産形成」は早めのスタートを
現在コロナ禍において、公務員の仕事が非常に激務となっていると言われています。
そのような中、国家公務員の組合員の約半数が、生活が「苦しい」、50歳代は6割、再任用では7割が「苦しい」と答えています。また、国家公務員の地域間格差や、民間初任給との格差も広がっているようです。
この状況をうけ、内閣人事局と日本国家公務員労働組合連合会では是正に向けての取り組みがなされています。
とはいえ、「高収入」のイメージを持たれることが多い国家公務員の方でさえ、安心して老後を生活するためには、早くから資産形成をスタートする必要がありそうです。
まずは、信頼できるアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。安心して老後生活を楽しむための、最初の一歩となるかもしれません。
参考資料
- 人事院「国家公務員給与の実態」
- 内閣官房 内閣人事局「退職手当の支給状況(令和元年度退職者)」
- 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況 退職給付(一時金・年金)の支給実態」
- リスクモンスター「第7回「就職したい企業・業種ランキング」調査」
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(令和元年度)
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内閣官房「内閣人事局と日本国家公務員労働組合連合会とのやりとり(概要)」
宮内 勇資