国民年金・厚生年金のもらい方は?早めに欲しいときはどうする?

【意外と知らない】年金は請求する必要がある

年金の基本について、ここまで解説してきました。
ここからは、年金をもらうために、具体的にどうしたらいいかを解説していきます。

年金をはじめて受け取る場合、ご自身が65歳になる3か月前に「年金請求書」が自宅に届きます。

年金請求書には住所や氏名、基礎年金番号などが記されているので、誤りがないかチェックしてみましょう。

年金請求書の必要事項を記入したら、戸籍謄本など必要書類も準備します。書類の準備ができたら、年金事務所へ郵送、または「街角の年金相談センター」の窓口に提出すれば、申請が完了します。

先述の「特別支給の老齢厚生年金」をもらっている方は、65歳になったら年金請求書を再度、提出する必要があります。

「特別支給の老齢厚生年金」をもらっている場合、本来支給の年金請求書は「65歳になる誕生月の初旬（1日生まれの場合は前月の初旬）」に届きます。忘れずに申請しましょう。