サクサクした歯ごたえと濃厚なモッタリ感

パッケージをあけて中身を出してみました。この形…。なるほど。

食べてみます。

ううーむ!サクサクとした歯ごたえ、ふわりと香るチーズ、しばらく噛んでいると口の中を支配する濃厚なモッタリ感とほのかなしょっぱみ…。

正直、筆者も最後にカールを食べたのが何年も前になってしまうので、似ている、似ていないのジャッジはなんとも難しいのですが、とっても懐かしい気持ちになれたのは確かです。

「美味しい商品の開発」をスローガンに

ここ最近のファミマの状況について簡単に振り返ってみましょう。2020年11月12日をもって上場廃止となったファミリーマートですが、4月15日に公開された2021年2月期連結決算は営業収益4733億円で前年同期比8.5%の減。一方で事業利益は712億円で10.4%の増。親会社の所有者に帰属する当期損失は164億7700万円となり、営業利益は増益となったものの、当期純損失という結果となっていました。

パンデミックの影響もあり2020年は営業収益の減少に見舞われたファミマですが、2021年は「基本の徹底(3つの原則)」施策のひとつとして「美味しい商品の開発」をスローガンとし、再成長を狙うとのこと。

この商品、カールを意識したのか?それとも偶然か…。定かではありませんが、食べれば間違いなく感じる安定の美味しさ。2021年のスローガンの成果を、ぜひお近くのファミマで試してみてください。

参考資料

増田 雄三