「老後のお金」を考え始める時期に･･･
50代で貯蓄のペースを上げて、老後資金を準備していくご予定の方も多いでしょう。
前述の統計をみると、50代の平均貯蓄額は1703万円ほどとなっていますが、住宅ローンなどが残っていたり、貯蓄額が少なめの世帯も一定数存在しています。
退職金や年金事情には個人差がありますが、いずれにせよ、老後のお金を準備する必要がまったくない、というご家庭は少ないでしょう。なかには、年金生活の支えとして資産運用を視野に入れ始める方もいらっしゃるかもしれません。
ポートフォリオに上手に資産運用を組み入れることは、老後を見据えて効率的にお金を育てていくことにつながります。50代のみなさんの場合、老後も運用を続けることを前提として、最適な商品をチョイスされるとよいかもしれません。
貯蓄ペースやポートフォリオの見直しなど、お金にまつわる相談ごとは、マネーのプロフェッショナルの客観的なアドバイスを参考になさると心強いでしょう。
ゆとりの老後に備えた「お金の準備」、しっかり進めていきたいものですね。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」［貯蓄・負債編］「用語の解説」によると、
「ゆうちょ銀行，郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構，銀行及びその他の金融機関（普通銀行等）への預貯金，生命保険及び積立型損害保険の掛金（加入してからの掛金の払込総額）並びに株式，債券，投資信託，金銭信託等の有価証券（株式及び投資信託については調査時点の時価，債券及び貸付信託・金銭信託については額面）といった金融機関への貯蓄と，社内預金，勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいう。なお，貯蓄は世帯全体の貯蓄であり，また，個人営業世帯などの貯蓄には家計用のほか事業用も含める」とあります。
