新型コロナウイルスの流行により私たちの生活様式は大きく変化しました。3つの密、密閉・密集・密接を避ける必要があり、外出先ではソーシャルディスタンスを意識して行動しなければならなくなりました。
また外出時のマスクの着用は必須の状況がしばらくは続くでしょう。
店舗などでも検温や消毒を求められ、マスクの着用をお願いしている張り紙を見かけることがよくあります。
新型コロナウイルスの流行前はこのようになるとは誰も想像がつかなかったことです。
このように、私たちの生活様式は大きく変化しましたが、個人だけではなく企業の動きにも大きく影響がでています。業績が低迷している企業が数多くあり、マスクを生産する企業が増加していることは、感じていることだと思います。
今回紹介する「ミズノ」もそのひとつです。
スポーツをしている人におなじみの会社
ミズノは1906年に大阪北区で「水野兄弟商会」を創業。ひとつの野球ボールからはじまりました。
2020年3月31日現在の従業員数は3,838名の大企業で、拠点は日本をはじめ、ヨーロッパ、北米、中東やアフリカ、アジアやオセアニアに支店があり、グローバルに展開している企業です。2021年3月期の売上高は1,504億円にも及びます。昨年同期比と比較すると売上高は▲11%減収となっていますが、コロナ影響が終息したのちの今後の反転を見ていきたいところです。