さいごに
コロナ禍の不安も相まって、サイフのヒモを引き締める世帯はすべての世代で増えているようです。とはいえ、定期収入が減り、貯蓄の切り崩しを余儀なくされるシニア世帯は決して珍しくありません。
人生100年時代が近づいています。長い老後を見据えたお金の準備は、できるだけ早めにスタートされることをお勧めします。
ゆとりあるセカンドライフの安心のために、今できることから取り組んでいきたいものですね。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
参考資料