厚生年金「月30万円以上の高額受給者」はどれ程いるのか

johavel/shutterstock.com

現役世代のみなさんは、ご自身が老後に受け取れる年金額の目安を把握していますか?

また、リタイヤ後の生活には、毎月どのくらいのお金が必要か、考えてみたことはありますか?

金融広報中央委員会が2020年2月に公表した「家計の金融行動に関する世論調査 令和2年(2020年)調査結果」から、ちょっとした目安となるデータをご紹介すると…

世帯主が60歳代の世帯の「老後のひと月あたりの最低生活費」は、単身世帯で26万円、二人以上世帯で28万円、という回答が出ています。

続きを読む

日頃の生活にかかるお金は、ライフスタイルや家族構成、健康状態などにより世帯ごとに差はあることはもちろんですが、「ざっくり約30万円」という数字は何らかの目安としてよさそうですね。

では、この「30万円」を超える年金を受け取っている人ってどのくらいいるのでしょうか。

今回は、『厚生年金「月30万円以上の高額受給者」の割合』と題して、現在の年金受給額事情をながめながら、老後のお金について考えていきます。

厚生年金「男女別」みんなはどのくらいもらっているのか

さいしょに、厚生年金の受給額の月額を、男女別に整理していきます。

令和2年12月公表の厚生労働省年金局「令和元年(2019年)度厚生年金・国民年金事業の概況」を参考にします。

同資料によると、厚生年金の平均年金月額は14万4268円(うち男性16万4770円、女性10万3159円)となっています。

次では、その受給額の分布をみていきます。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。