そもそも、部下が『嫌いな上司』ってどんな人?
最後に、『部下が嫌いな上司』がどんな人かという点について確認してみましょう。(株)ビズヒッツが2020年12月に行ったアンケート調査『嫌いな上司の特徴ランキング』では、以下のような結果が出ています。
職場に嫌いな上司がいるか?
Yesと回答したのは73.2%。
上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがあるか?
Yesと回答したのは65.0%
上司の嫌いな特徴ランキング(複数回答)
- 1位:相手によって態度を変える(47人)
- 2位:仕事を押しつける/仕事をしない(44人)
- 3位:高圧的/偉そう(42人)
- 4位:気分屋(41人)
- 5位:自分がすべて正しいと思っている(40人)
たしかに、どれも「自分がこの人の部下だったら嫌だなあ」と納得してしまうものばかりですね。
まとめ
仕事をする上で、職場の人間関係というのは非常に重要です。特に上司の場合は、嫌な人だったからといって、関わらないようにしたり距離を置いたり、ということは難しく、この関係が悪いとストレスが溜まってしまうことにもなりかねません。
とはいえ、部下が上司に直接行動を変えてもらうように働きかけるのはなかなか難しいもの。信頼できる人に相談したりするなどして現状の解決策を探してみましょう。また、自らが上司になり、上司の気持ちがわかった時でも、『部下の立場でされて嫌だったこと』は忘れないように心がけていくということも、職場の雰囲気を改善していくためには、大切なことなのかもしれませんね。
参考資料
【調査概要】
• 調査対象:全国の働く男女
• 調査期間:2020年12月3日~12月4日
• 調査方法:インターネットによる任意回答
• 調査人数:500人(女性332人/男性163人/未回答5人)
尾藤 ちよ子