70代が抱える「貯金額の差」はいくらか?解消する方法とは

Nataba/iStock

「人生100年時代」、最近この言葉を良く耳にしませんか。

医療技術の進歩により寿命が伸びたことで、いわゆる「老後」と呼ばれる時間は大幅に増えました。

元気で長生きできるなら、それはとても素晴らしいことですが、一方で悩ましいのが「お金の問題」です。

人生が長くなれば、その分生活費も必要になりますよね。

現在70歳以上の人はどれぐらいのお金を蓄えて老後を過ごしているのでしょうか?

本日は、証券会社で10年以上の勤務経験がある私から、老後70代の貯金額や格差を解消する方法を解説していきたいと思います。

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70歳以上の貯金額はいくらか

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」から、70歳以上の人の貯金の実情について見ていきましょう。

金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 金融資産非保有者:18.6%
  • 100万円未満:4.3%
  • 100~200万円未満:4.1%
  • 200~300万円未満:2.6%
  • 300~400万円未満:3.0%
  • 400~500万円未満:2.6%
  • 500~700万円未満:6.5%
  • 700~1000万円未満:6.3%
  • 1000~1500万円未満:11.9%
  • 1500~2000万円未満:8.0%
  • 2000~3000万円未満:10.4%
  • 3000万円以上:19.0%

このデータを見てみると、驚くことに3000万円以上金融資産を保有している人の割合が19.0%と一番多いのがわかります。

次に多いのは、金融資産非保有者の割合で18.6%となっています。

金融資産が一番少ない層と一番多い層の割合がほぼ同程度、しかも全体の中でそれぞれ一番多いということですから、70歳以上の貯金額に関しては、かなり格差が生じていることがわかりますね。

何故このような格差が生まれてしまったのでしょう。

このあと解説していきたいと思います。

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執筆者
佐藤 雄基

法政大学経営学部卒業後、大和証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、個人、法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約11年間従事する。大和証券退職後は、不動産ベンチャーのGA technologiesに入社。一貫して金融業界に携わり、豊富な金融知識を活かし、卓越した営業成績を残す。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。顧客のニーズを的確に判断し、専門的でありながらも、わかりやすいアドバイスが強み。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。