なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりましたが、上昇率は日経平均株価を上回っています。また、終値で1,900ポイントを回復しました。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反発、売買代金は5日連続で2,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,814万株、売買代金は1,470億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が回復せず、売買代金は5日連続で2,000億円を下回るなど低調な商いが続きました。

一方、一部の主力銘柄が買い戻された結果、株価指数は小幅上昇ながら5日ぶりの反発で引けました。ただ、依然として終値は1,200ポイントを大きく下回ったままです。

円安進行でホンダなど自動車株が上昇、大型M&A報道のパナソニックが急落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • テルモ(4543)
  • ダイキン工業(6367)

この日は109円/ドル超の円安相場と株価出遅れ感から自動車株が大きく買われ、ホンダ(7267)が連日で昨年来高値を更新し、スズキ(7269)と三菱自動車(7211)が終値で+5%超高へ急騰、トヨタ自動車(7203)も大きく値を上げました。

また、小売り株では緊急事態宣言解除後の正常化を視野に百貨店株が連日で買われ、高島屋(8233)と三越伊勢丹ホールディングス(3099)が+5%超高へ急騰し、J.フロント リテイリング(3086)も大幅上昇となっています。

さらに、コンビニ株にも見直し買いが入り、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が昨年来高値を更新し、ローソン(2651)も大幅高となりました。