筆者も自粛生活で健康悪化した

筆者自身も自粛生活で健康悪化してしまいました。

健康診断を受けたところ、肝機能が5段階(1は問題なし、5以上は精密検査)で「3→5」まで悪化したのです。医者からはまずお酒の過剰摂取を疑われました。しかし、お酒はほぼ飲まないと伝えたところ「体重も増加していますし、内臓脂肪による可能性があります。今後は脂っこい食べ物を控えるだけでなく、運動をしてください」と言われてしまいました。

思えば2020年の春頃は、COVID-19の驚異が急速に認識される様になったタイミングでしたので、ほとんど家から出ませんでした。1カ月の平均歩数が1,000歩にも満たず、それが数カ月続いたことで体重も増加し、肝機能にも悪影響を受けたようです。

せっせと通っていた近所のジムも閉鎖してしまい、運動もできず困っていました。

「宅トレ」で問題解決

結論的には食べ過ぎを抑えるとともに、自宅にウォーキングマシンを導入したところ問題はすっかり解消しました。

それまでは「1日300歩」という日がありましたが、今では毎日欠かさず8,000歩歩くようにしています。自宅内ウォーキングですから、感染のリスクはゼロです。また、去年までは「運動してダイエットをするなら、ジムに通うしかない」と思い込んでいましたが、宅トレは思わぬメリットがあることに気づきました。

まず、ジムに通うための移動時間がなくなりました。これはそれまで電車通勤していた会社員が、リモートワークで通勤時間がゼロになったことで、思わぬ時間的自由を得たのと同じような状態です。また、ジムでは人気の器具は順番待ちが発生したり、使った後の汗を拭き取らない人がいるなど不便さを感じたこともありましたが、自宅なら自分ひとりでできますから不便さからは開放されました。

さらに運動中にオーディオブックで読書を楽しんだり、映画や動画を見るなど時間をムダにせずに済んでいます。「災い転じて福となす」を座右の銘にしてきましたが、COVID-19によって運動不足で体重増加と健康悪化をどうしようか悩んでいましたが、宅トレという思わぬ方法で活路を見出すことができました。体重も6kg以上の減量に成功し、今から今年の健康診断の結果が楽しみです。

筆者が身を持って体験できた「宅トレ」、騒音問題などをクリアできれば積極的にオススメしたいソリューションです。

参考資料

高級フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」代表 黒坂 岳央