令和2年12月に発表された厚生労働省年金局の「令和元年 厚生年金保険・国民年金事業の概況」よると、受給者の平均年金月額は5万6049円となっています。
老後に受け取れる厚生年金はいくらか
厚生年金についても確認していきましょう。
厚生年金の対象者は会社員や公務員などで、厚生年金保険の制度を通じて国民年金にも加入し、第2号被保険者に分類されます。
国民年金(基礎年金)に加えて厚生年金も受け取ることができるので、厚生年金(第1号)受給者平均年金月額は14万6162円となっています。
上記は基礎年金(1階)と上乗せ年金(2階)での合計金額です。厚生年金部分があるので、国民年金のみに加入している人より、多くの年金がもらえます。
前項より、国民年金の平均受給月額が5万6049円、厚生年金の平均受給月額は14万6162円ということがわかりました。
比較すると、受給額に約9万円もの格差があることがわかります。
格差9万円・・・どのようにしてお金を増やすか
「老後2000万円問題」を覚えていますか?老後の生活費として、年金以外に2000万円が必要というものでした。