老後が気になる40代、お金を増やすテクニックとは?

Aleksei Morozov/iStock

現在、年齢が40代の方々は「就職氷河期世代」や「ロスジェネ世代」と呼ばれることがあります。

バブル崩壊後の景気低迷期に就職活動期が重なり、厳しい就職活動を余儀なくされた世代です。

雇用が不安定な状況の人が多く、将来の年金受給額に不安を持っている人、貯蓄がうまくできないと悩んでいる人が少なくありません。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

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そこで今回は、40代が老後にお金を増やすのに必要なテクニックについて、見ていきたいと思います。

将来が不安な人こそ資産運用を味方につける!

40代は老後を徐々に意識していく年齢とも言えます。

定年退職までに残された時間は約10年~20年。この時間を有効に活用し、老後に向けて資産形成をしていく必要がありそうです。

特に老後の年金受給額に不安がある人、貯蓄が少ない人、少額の貯蓄しかできない人は、早めに資産運用を検討することをおすすめします。

資産運用とは、自分の資産を貯蓄、あるいは投資し、リターンを得て資産を増やすことです。

株や投資信託、不動産や債券など様々な運用方法がありますが、実は銀行預金も資産運用と言えます。わずかですが利息が受け取れるためです。

資産運用にはたくさんの金融商品があり、それぞれの商品にリスクが存在します。元本保証がうたえるのは銀行預金だけかもしれません。

ただし、預金先の銀行が破綻をした場合はその限りではありません。預金が保証されるのは元本の1000万円までと、破綻日までの利息です。

ちなみに、資産運用をする上での「リスク」の意味ですが、一般的に運用した成果の振れ幅のことを指します。

つまり、運用成果が下振れして元本割れすることも、成果が上振れして利益がでることも、両方リスクなのです。

このリスクの振れ幅が大きい商品は「ハイリスク・ハイリターン」と呼ばれますし、反対に振れ幅が小さい商品は「ローリスク・ローリターン」と呼ばれます。

そう考えると、「ローリスク・ハイリターン」という商品は、理論上は存在しないことがおわかりになるかと思います。リスクが上振れする幅と下振れする幅は同じということです。

40代から老後に向けて資産運用をスタートするときは、このリスクを上手にコントロールしながら資産を増やすことを意識してくださいね。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。