年収600万円世帯の現状とは

年収600万円世帯中心に貯蓄額・負債額について見てきました。

年収600万円世帯は年収500万年世帯に比べると、貯蓄額が多いのですが負債額も多い印象です。

貯蓄額から負債額を引いた純資産額では、年収が高ければ、純資産額が多いとは一概に言えないこともわかりました。

収入が高くなれば、生活水準や教育費、住宅ローンの支払いなど、家計への負担が大きくなりがちです。

年収600万円世帯は高いお給料を得ている世帯と言えますが、その給料から貯蓄ができなければ将来の生活費に対しての不安は残ったままになります。

今ある収入を、いかにうまく将来の生活費として残しておけるか。このことについて考える必要がありそうですね。

残念ですが、銀行や郵便局に預けるだけではなかなかお金は増えません。効率良く貯蓄するためには、資産運用を検討されることをおすすめします。

効率よく貯蓄するための方法とは

まずは、お金を整理して、運用できる期間に分けて考えてみましょう。

短期資金は、主に将来の生活費になりますので、日々使うお金です。

中期資金は、自動車の購入代金や住宅資金などいずれ使う可能性が高いお金です。

長期資金は、使用するまでの期間は20年以上先のお金です。

この3つの資金のうち、長期資金については使うのが先になりますので、収益性を考慮して運用してみてください。

資産運用をする際は、長期間のつみたてて運用をおすすめします。国としても資産運用を推進していますし、イデコやつみたてニーサといった税制優遇制度がありますので、制度を理解した上で検討してみましょう。