自動車リースバックのメリット
①資金調達ができる
リース会社に自動車を売却するため、その売却した額を受け取ることができます。
このお金の使い道に制限がありませんので、結婚資金や教育費、病気や怪我への治療費
などまとまったお金が必要になった場合に使うことができます。
②マイカーに乗り続けられる
リースバックは手続き上は売却していますが、その自動車をリース車として借り直して
いますので、引き続きマイカーに乗り続けることができます。
③維持コストを平準化できる
個人所有の場合には、メンテナンス、消耗品の交換、自動車税の納付、車検など維持コストが五月雨式にかかりますが、リース契約にすることで毎月のリース料に全てが含まれます。よって維持コストを平準化することができます。
④安全性が向上する
リース料に自動車の維持管理に必要な費用も全て入っています。定期的な点検も代行もしてもらえて、かつプロの整備士がメンテナンスを行うため、安全性を維持することができます。
⑤リース期間満了後は所有権が返還される
自動車リースバックの場合はリース期間満了後に所有権が返還されるのが一般的です。
ちなみに不動産リースバックの場合は、買戻しをしないと所有権は返還されないことが多いので注意が必要です。
⑥リース期間満了後、引き取り依頼も可能
リース期間満了時に別の車に乗り換えるたり、マイカー自体が不要になるといった場合には、引き取り(売却する)こともできます。
自動車リースバックのデメリット
①契約期間内での解除ができない
リース契約を満たす条件でも触れましたが、原則、契約期間内での解除はできません。契約解除せざるを得ない場合には中途解約の違約金を支払わないといけない場合も多いため、契約期間を決める際には慎重に決めましょう。
②リースバックできない自動車がある
価値の低い自動車はリースバックを断られる場合がります。
(例)
- 輸入車
- 初度登録年月(初度検査年月)より9年を経過する車両
- 走行距離が12万kmを超える車両
- 車検基準を満たしていない車両(改造車等) ※車検が切れていても申込むことは出来る場合が多い
- 軽乗用、小型乗用、普通乗用、軽貨物、小型貨物、普通貨物以外に区分される車両
- 自動車ローンを滞納している場合 ※ローンの残債務があっても申し込める場合あり