年金は「いくら」貰えそうか、早めにチェックしましょう
男子の平均年金月額は、厚生年金保険が約16万円、国民年金が約6万円という結果に。妻が専業主婦だった場合、世帯としての年金収入は「プラス5万円」（国民年金の女性平均）した金額で算出できます。
つまり、平均年金月額をもとにすると、「民間のサラリーマンの夫と専業主婦の妻」なら約21万円、「自営業の夫と専業主婦の妻」なら約11万円が老後生活の主な収入となります。
一方で、2019年金融庁ワーキング・グループの報告書が示している「一般的な夫婦の支出額」は26万3718円。この金額をふまえると、やはり公的年金だけでは不安･･･と考える世帯は少なくないでしょう。
安心して老後を迎えるためにも、それぞれの家庭の状況を踏まえ、年金では足りない生活費をカバーできるだけの貯蓄に取り組んでおきましょう。老後に向けた貯金の計画を、夫婦でしっかりと話し合っておくことはとてもたいせつです。
参考資料
- 厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況(2019年)」
- 金融庁金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
LIMO編集部
