漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、そしてデグーの棟梁ちゃんというネズミさんたちと一緒に生活しています。ちなみに祭さん自身は、お父さんとは別々に暮らしており、年に数回お互いの家を行き来するという生活を送っています。
昨年末、祭さんの家を訪れたお父さん。「元気か~?」といいながら、持参したお土産を祭さんに手渡すと、ネズミさんたちがいるケージに向かって「お前たちも元気にしているか?」と声を掛けます。…が、すぐに、以前に来たときよりもネズミさんたちの数が減っていることに気がつきました。
「ん?これだけ?」と聞くお父さんに、「ああ、黒い子(小明神さん)は夏前に死んじゃってね~。そのあとに生まれたのが息子の『あみだ』だよ。」と答える祭さん。そして散歩中だったあみだちゃんを抱っこして、お父さんの前に差し出しました。
するとお父さん。まじまじとあみだちゃんを観察した後、「ほぉー子供か!お前、ほっぺたぱんぱんにして、何か入れとるな?」と言いだしました。お父さんの言葉に「あれ?さっき食べていたおやつは飲み込んだはず…。」と、あみだちゃんに目をやった祭さん。すぐにその理由がわかりました。
「ああ~…。チンチラに頬袋(※)はないから、それはただのしもぶくれだよ。」
※頬袋(ほぶくろ)
シマリスやカモノハシなど、一部の哺乳類が有する口腔内の器官。 食べ物をその中に溜めこみ、棲みかに運搬するために用いる。 萌え要素の一種ともされる。(チンチラとデグーに頬袋はありません)
引用)ピクシブ百科事典