ウチはいつも通り集まるそうです(泣)

Bさんのケース

BさんもAさん同様、義両親も夫の兄弟も全員が同じ市内在住。しかし、Bさんは、「いつも通り、義実家に集まっての年末年始を過ごすことになりそう」と言います。

「地方なので感染者が少ないんです。それもあって全体的に危機感が薄いというか…。

まあ、集まるのも親戚全体ではなくて、親兄弟だけというのもあるのでしょうが。お正月も普通に集まるつもりのようです。前日はおせちづくりのために予定を開けておいてと義母に言われました。そのおせちづくりが一番憂鬱なのに…」

Bさんの義母の自慢は、趣味で学校に通ってまで鍛えたという『料理』。その腕の見せどころということで、毎年必ず大晦日にBさんを手伝いによんでおせちを作るのだそう。

「朝から夕方まで立ちっぱなしで作るんですよ。でも、『冷たいものや作り置きは美味しくない』という理由で、翌日の元旦は、また朝から揚げ物やら雑煮やら温かいものも用意するんです。当然、その時間も私も義母も立ちっぱなし。

しかも、大量のおせちにさらに料理をプラスするので、皆どうがんばっても食べきれず、おせちの大半は余って廃棄処分というのがお決まりのコース。

明らかに作りすぎですし、おせちをやめるか、元旦の調理をやめるかしたらいいのに…。残った料理を処分しながら、何のために、前日から駆り出されたのかと、すごくむなしくなります」

「帰省しなくてよくなって、今年はのんびり」なんて話を聞くと、うらやましくて仕方がないというBさん。やはり義実家が近いと、コロナ禍といえども、年末年始の過ごし方は、義両親の意向に強く影響されてしまう部分が多いようですね。