東証マザーズ株価指数は続伸、IPO銘柄の取引増加で売買代金は3日連続で2,000億円超

東証マザーズの出来高は1億1,702万株、売買代金は2,430億円となり、いずれも前日より小幅増となりました。

IPO銘柄の売買と利益確定売りによる取引が膨らんだ結果、売買代金は170日連続で1,000億円を超え、3日連続で2,000億円を上回っています。

また、一部主力銘柄の買い戻しなどにより、株価指数も続伸となりました。しかしながら、力強い反発ではなく、終値の1,200ポイント回復はまだ遠い状況にあります。

業績見通し上方修正のイオンが上場来高値、仮想通貨XRP急落でSBI-HDが暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 中外製薬(4519)
  • テルモ(4543)

小売り株では、前日に今期業績(2021年2月期)の見通しを上方修正したイオン(8267)が買われ、一時+4%超高の大幅高となり、上場来高値を更新しました。

また、取引時間中に、日本郵政(6178)傘下の日本郵便とデジタル技術を使った物流事業の包括提携を結ぶ観測報道(注:引け後に正式発表)が流れた楽天(4755)が上昇しましたが、上昇は限定的なものに止まっています。