今年は#STAYHOMEなどの影響もあり、キャンパー人口が加速度的に拡大中。12月からは気温もガクッと下がるので、いま初の冬キャンプに挑むためにアウターを探しているという人も多いのでは? それでもって何ならタウンユースとも兼用できると良いな…と思っているのでは!? ということで、冬キャンプ&タウンユース兼用のアウターをいろいろ紹介していきます。

vol.2は代官山のセレクトショップ encinitasで見つけた〈バーラップ アウトフィッター〉のボタンフロントパーカー。オーナー・平さんにおすすめポイントやコーディネートのコツも聞いてきました!

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\教えてくれたショップスタッフ/

  平 浩一さん
(encinitas店主)

サーフ、スケートカルチャーを背景にミリタリーやヴィンテージまで幅広くカバーする代官山のセレクトショップ encinitasの店主。キャンプ経験は豊富で、以前はワーゲンバスにバイクを積んで家族と犬でよくキャンプへ行っていたそう。

キャンプで汚れても“洗える”ジャケット

burlap outfitter ¥42,900(税込)/ encinitas


ーこのアウター、結構ボリューム感がありますね。真冬でも十分にいける感じですか?

プリマロフトがたっぷり200g入っていて、めちゃくちゃ暖かいです。真剣なエキップメントとしてはあれかもしれないんですけど、街・キャンプくらいであれば全然良いかなと。

ー平さん自身もキャンプに行かれるそうですが、冬キャンプではどうですか?

いや、最高ですよ。難燃素材じゃないから、焚き火の飛び火云々はダメですけど、それ以外は十分ですね。あと、汚れてもガンガン洗えるからね。一応うちのテーマとしては、洗えない服はやらないことにしてるんです。


ー確かに「洗える」っていうのは心強いですよね。デザインはミリタリーモチーフですか?

最初はカラコラムジャケット(70年代にエディ・バウアーが出していたモデル)に似ていたのでそっちかなと思ったら、スウェーデン軍のスノーパーカーみたいですね。ボリューム感とサイズ感は割とクラシックでたっぷりな感じです。

ー〈バーラップアウトフィッター〉自体はアウトドア軸のブランドですよね。

元々ミリタリーに強いチームが作っているので、デザインはアウトドアとミリタリーのミックス的なものが多いかな。バッグのイメージも強いんだけど、僕はウェアが好きですね。アウトドアの定義って広いからキャンプだけじゃなく、それこそバイクだって入ると思うんですけど、バーラップのウェアはその辺りからタウンまで全部いけるし、値段も最高です。

ー確かにウェアより、サコッシュなどのバッグのイメージが強いです。

だから、アウターの認知度は言っても低いですよね。〈パタゴニア〉、〈ザ・ノース・フェイス〉も良いけど、流行りものはちょっと…という人におすすめかな。基本的に表にブランドタグを出さないブランドなんで、匿名性も高いですし。

ーそのラインが好きな人にもささるデザインだと思います。

あと、このモデルは廃盤になっちゃったんで、逆に買えるところがなくてかぶりたくない人には良いのかなって。


ーたっぷりとしたシルエットですが、タウンユースだとどう着ます?

丈感が少し長めで幅にボリュームもあるので、基本的にどんなスタイルにも合いますね。まっすぐアウトドアでも、アメカジに持っていってもいいし。

ー平さんのようにデニムに合わせるだけでもカッコいいですね。

一応アウトドア感を出すために足元は〈ダナー〉にしたけどね(笑)。合わせ方によってはカジュアルだけじゃなくて、オフィスカジュアルにも着ていただけるかなと。これをスーツ用に買った人もいるくらいなんで。そういう意味でも万能です。

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Info
encinitas
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-21-15
TEL:03-5459-1693
営業時間:12:00〜20:00(定休日なし)

FACY