もうあっという間に12月。2020年はどのような1年でしたでしょうか。ユーキャンの新語・流行語年間大賞は「3密」であったように新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の印象が強いかもしれません。

しかし、2020年に流行したトレンドにも注目したいところ。そこで、今回はトレンダーズ株式会社が11月に公開した「2021年のトレンド予測および2020年のトレンドランキングに関する調査」をもとに、ママの関心事を明らかにしていきましょう。

なお、今回の調査対象は、小学生以下のお子さんを持つ「LIN」のママ会員156名です。

2021年は「教育系YouTuber」「おうちエクササイズ」が流行る⁉

まずは、ママの2021年トレンド予測をみていきましょう。2020年のトレンドランキングを踏まえて、みえてきたキーワードは「おうち時間のストイック化」と「外時間のウェルネス化」です。

コロナ禍にある今でも「子どもたちがストレスを感じないよう、なんとかおうち時間を充実させたい!」というママたちの想いが強いようです。そこで、「おうちキャンプ」や「おうちカフェ」といった、家の中を遊び場に変えるアイテムやサービスが流行しました。

また、さまざまなものが急速にオンラインへ移行するなか、試行錯誤を重ね、変えたほうがよいもの、代替の利かないものが明確になり、おうち時間と外出先とで求める価値観が変わったというママの声が多いです。

2021年は新しい生活様式を試してみた段階から、必要なものを取捨選択し、より洗練した段階へ移行していくと考えられます。おうち時間は「充実志向」から「+ストイック」に。外時間は「自粛志向」から「+ウェルネス」へ変化すると予想されます。

その結果、「教育系YouTuber」や「発酵食品」、「おうちエクササイズ」などが流行るのではないかという声がありました。健康や学びの需要が高まり、適度にストイック化していくかもしれません。