東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は3日連続で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は7,793万株、売買代金は1,552億円となり、いずれも先週末より減少しました。
売買代金は158日連続で1,000億円を超えましたが、3日連続で2,000億円を下回っており、個人投資家の様子見スタンスがいっそう強まったようです。
また、来週からのIPOに備えた換金売りに押された結果、株価指数は▲4%超安の大幅下落で安値引けとなり、終値で再び1,200ポイントを大きく割り込みました。
「鬼滅の刃」好調でも東宝は7日続落、商社株が買われて伊藤忠商事が年初来高値更新
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- 中外製薬(4519)
- コナミホールディングス(9766)
ハイテク株では、世界的な半導体需要の高まりを背景に関連銘柄が引き続き買われ、アドバンテスト(6857)とルネサスエレクトロニクス(6723)が年初来高値を更新し、先週末に急落した東京エレクトロンも反発しました。
また、相場のテーマの1つになっているEV(電気自動車)関連は高安まちまちでしたが、自動車部品最大手のデンソー(6902)が値を上げて連日の年初来高値更新となっています。
さらに、医薬品株では菅政権の目玉政策の1つである不妊治療支援が加速する期待感で、あすか製薬(4514)が怒涛の8連騰で5日連続の年初来高値更新となりました。