「カップ麺」は10年前いくらだった?身近な食品、10年で値段はどれくらい変わったか

~インフレリスクと老後資産~

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老後資金の悩みは尽きないですが、総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2019年(令和元年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、貯蓄現在高の平均値は1,755万円あります。貯蓄保有世帯の中央値でも1,033万円と1,000万円以上あり、問題なさそうな気がしてしまいます。

しかしその構成比をみると、通貨性預貯金が28.1%、定期性預貯金36.7%と6割以上が預貯金となっています。ここで日本銀行が目標とする「物価上昇率(インフレ率)2%」が達成する未来を考えると、預貯金の実質的な価値は減少していくことになります。

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本当にインフレ率2%が達成されるのか否かは分かりません。しかし頭の片隅においた資産形成を考えても良いかもしれません。

今回は物の値段に着目して、老後資金を考えていきます。

老後資産とインフレリスク

インフレーション、つまり物価の上昇ですが、アベノミクス以降これが進んでいるといわれています。老後資産とインフレリスクはセットで語られることが多いのは、物価が上昇すればお金の価値が下がることになるからですね。預貯金の実質的な価値は下がっていくことになります。そのため「現金」以外でも老後資産を持っておくこと、リスク分散の意識が大切だといわれます。

確かに消費者物価指数をみてみると、2019年の総合指数は前年比0.5%増となっています。

では身近な商品はここ10年でどれくらい変わったのでしょうか。今回は食品に絞ってみてみます。

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執筆者

埼玉大学経済学部卒業後、テクノロジー関連の専門紙の記者に従事。
現在はビジネス・経済系メディア向けの執筆を行う。2児の母。