漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、そしてデグーの棟梁ちゃんと一緒に生活しています。祭さんの家で生まれたチンチラベビーのあみだちゃん。彼が祭さんに何かを訴えたいときに、必ずとる行動があります。…それは、耳元でのささやき。
ある日のお散歩の時間のこと。祭さんの肩によじ登ったあみだちゃんは、耳元で何やらぼそぼそしはじめました。時々、「キュゥ」とか「ピュゥ」とか強弱つけつつ、延々と何かを語りかけてきます。…が、祭さんには、あみだちゃんが何を言っているのかさっぱり。
「何か用ですかね。」という祭さんの問いかけにも、わかりやすくアクションをするとか、別のアプローチを試みるとかそういうのは全くなし。ひたすらぼそぼそ耳元でささやき続けるあみだちゃん。