育休中に第2子を妊娠!育休延長のツワモノも…

そんな中、正規職員として働いている筆者の知人は当たり前のように育休を取得し、子どもが1歳になると会社に復帰。中には育休中に第2子を妊娠して、そのまま育休を延長するという強者もいました。そこで感じたのは、女性のキャリア形成に欠かせない大きな要因は「正規職員である」ということです。現在はフリーランスで活動している筆者ですが、フリーランスだと安定した収入や保証などは約束されておらず、「不安定」という厳しい現実と隣り合わせの日々なのです。

パートやアルバイトでも育休取得は可能!

男女共同参画局の調べでは、パートやアルバイトといった働き方は「正規職員に比べて離職につながりやすい」ことが明らかにされています。しかし、パートやアルバイトでもいくつかの条件を満たせば、正規職員と同等に育休を取得できる場合があります(※2)。

実際に、筆者は第1子出産後、いつ第2子を授かってもいいように、パート勤務でも育休を取得できる働き先を探していました。面接時にもしっかりその旨を伝え、先方も納得して採用が決定。そして採用から1年後に第2子を授かると、あれだけ育休取得に協力的だった上司の態度が一変!「あなたには悪いけど…」「フルで働いてくれるなら育休を取得させてあげてもいいけど…」と都合のいい言葉を並べ、さらにはマタハラと思われる発言までありました。