役職で月収はどう変わる?
公務員は民間の役職手当にあたる職務の級があり、1級から10級までとなっており級が上がれば手当も高くなります。
本府省の場合の役職は下記のようになります。
- 1,2級・・・係員
- 3,4級・・・係長
- 5,6級・・・課長補佐
- 7,8級・・・室長
- 9,10級・・・課長
ではこの級によって給与はどのように変わるかをみていきましょう。
行政職俸給表(一)の給与決定上の学歴別(高校卒・大学卒)、級別平均俸給額
高校卒
- 1級・・・169,778円
- 2級・・・240,077円
- 3級・・・314,655円
- 4級・・・367,766円
- 5級・・・387,768円
- 6級・・・403,898円
- 7級・・・430,596円
- 8級・・・458,673円
- 9級・・・498.094円
- 10級・・・524,700円
大学卒
- 1級・・・194,643円
- 2級・・・225,283円
- 3級・・・295,446円
- 4級・・・354,884円
- 5級・・・378,389円
- 6級・・・397,205円
- 7級・・・430,459円
- 8級・・・462,585円
- 9級・・・512,180円
- 10級・・・552,262円
級は経験年数が長くなれば長いほど昇級していきます。また高校卒と大学卒では経験年数において、大学卒の方が昇級は早くなっています。
平均値で比較した場合は差がほとんど出ていませんが、例えば3級に昇級するための経験年数は高校卒が7年以上10年未満に対して、大学卒は3年以上5年未満となっています。