止まらない少子化に加え、今年の新型コロナウイルスは出生率に影響を及ぼすと予想されています。そんな時でも、子どもの名づけに関する話題は人々の関心を集めるもの。

11月4日、株式会社ベビーカレンダーは2020年に生まれた子ども161,321人を対象とした名前に関する調査結果を発表しました。同調査によると、男の子では1位が「蓮(れん)」、2位が「蒼(あおい、あお)」、3位が「陽翔(はると、ひなと)」、女の子では1位が「陽葵(ひまり、ひなた)」、2位が「紬(つむぎ)」、3位が「凛(りん)」でした。

子どもの名前は世相やその時の流行を表すものですが、中には「好きな芸能人から付けた」というケースもあるようです。しかし、実際の体験談を聞いてみると「少し後悔している」という声も…。子どもに芸能人の名前を付けて後悔したという2つの例を紹介します。

人気俳優から名付けたのに逮捕報道が…

筆者の友人Aは、数年前に生まれた息子に当時人気絶頂だった若手俳優の下の名前をそのまま付けました。キラキラネームというわけではなく、いたって一般的な名前です。その俳優を思い出さなくとも、漢字も響きも格好いい印象を持つ名前でした。

名付けの理由としてはまずAがその俳優の大ファンだったため、「男の子ならこの名前にする!」と決めていたことでした。さらにその俳優の世間一般的な好感度はとても高く、Aの夫やその両親も特に反対しなかったそうです。Aは出産した後にさまざまな場面で名付けの理由を聞かれた際も、堂々とその俳優の名前を口にしていました。

しかし名付けから数年後、突然その若手俳優にとある逮捕報道が出てしまいます。結局、不起訴となりましたが世間的には一気にイメージダウン。Aは名付けをしたことを深く後悔したそうです。