「会社を早く辞め、自由な生活を送りたい」と、40代で早期リタイアを考える人が増えています。

しかし、早期リタイアを本気で考えるなら、ある程度の資金を準備しておくことが必要です。この記事では「4%ルール」を用いて早期リタイアする方法について解説します。

早期リタイアとは

早期リタイア(アーリーリタイア)とは、定年を待たずに仕事生活からリタイアすることです。アーリーリタイアと似たような言葉に、セミリタイアという言葉もあります。

セミリタイアとは、貯金などの資産をもとに定年前に退職し、アルバイトなどで収入を得ながら、自由な時間を過ごす生活スタイルのことです。

一方のアーリーリタイアとは、退職金やそれまで貯めてきた貯金などでのみ生活を送ることを指します。

早期リタイアのメリット

早期リタイアをすると、仕事をしなければならないというストレスから解放されます。ストレスで病気になったり、体調不良を起こしたりすることがなくなるというのは、アーリーリタイアの大きなメリットです。

また、仕事をする必要がないので、以前よりも自由な時間が増えます。

これまで仕事していた時間を、趣味や家族との触れあう時間に使えるようになるのです。

FIREの4%ルールとは

早期リタイアを実現する人生戦略として「FIRE」という言葉があります。

FIREは、Financial Independence, Retire Earlyの略です。

「FIRE」は、まず日常で使うお金を節約し、投資に回して資産運用をするというメソッドです。具体的には「4%ルール」を用いています。

4%ルールとは、年間に支出する25倍の資産を築けば、年利4%の運用で生活費をまかなえるという考え方です。

たとえば年間支出が200万なら、5,000万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、資産を維持したまま生活できるという計算になります。

節約をして株式と債券で運用する

40代でセミリタイアし、投資家として資産運用で生活するためには、まず節約生活をはじめる必要があります。資産運用を効率的にするためには、元手を確保することが大切だからです。

いくら高い利回りで運用できても、元本が少なければ生活としては足りません。

セミリタイアを目指す人は、年収に対して、たとえば、50%など高い貯蓄率を維持しています。自分の資産の状況と年齢から、毎年どのくらい貯蓄に回すべきかを計算しておきましょう

また、日本は低金利が続いているので、預貯金だけでお金を増やすことはできません。。運用しなければお金はいずれなくなってしまいます。4%の運用益を達成するためには、株式と債券を組み合わせて運用を行うようにしましょう。

ただ、リスクを軽減させるためには、国内外の株式や債券に幅広く分散投資する必要があります。日本国内だけに運用対象を絞ると、安定的な利回りが確保しづらいので、米国などこれから成長し皆さんの資産が増えるような海外資産を組み入れて運用していくことがおすすめです。

まとめにかえて

4%ルールは40代の人でも実践しやすいので、セミリタイアを考える人だけでなく老後資金を蓄えるためにもチャレンジしてもらいたい投資手法です。

ただし、資産運用では毎年安定的に4%の運用益が得られるとは限りません。ですから、4%ルールの資産運用ではリスク管理を徹底し、幅広い銘柄に分散投資するようにしましょう。

それでも年単位で資産が上下することもありますが、資産運用は長期で考え、一喜一憂しないことが大切です。

参考資料