2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で世界中の人たちの生活が一変しました。仕事の仕方や買い物の仕方、子供たちの学校生活までさまざまな変化が訪れた一年といっても過言ではないと思います。
特に打撃を受けた飲食業界を応援すべく、2020年秋から始まった「Go To Eat事業」。農林水産省主導の元に日本各地でスタートし、当初は「トリキの錬金術」といった問題などが話題になりました。そのため、その後テレビやネットで話題になった「無限くら寿司」も不正の温床のようなイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
また、「政府主導の事業はわかりづらい」と感じる人も多いと思います。しかしこのGo To Eat、怖がらないでルールを覚えうまく利用することで、飲食店を応援しながら家族も楽しめるという主婦にとって最も身近な事業のようなのです。
お寿司でついたポイントでハンバーグが実質無料?
Go To Eat事業でよく耳にするようになった「無限くら寿司」というワード。筆者の友人は「ふざけたキャンペーンが始まったみたい」と、それ以上調べるのをやめてしまったそう。しかし、これはとってももったいないことなんです。
Go To Eatはいくつかの種類がありますが、話題になっている「無限くら寿司」はオンライン予約サイトを利用して事前予約し、店内で飲食をした後にサイトにて手続きをおこなうことで人数と時間帯に応じたポイントが付与され、次回はそのポイントで飲食を楽しめるというものです。どのあたりが「無限」なのかというと、ポイントを利用して食事をしても、さらにまたポイントが付与されるため初回以降は差額分だけを支払う形となり、ポイント分が実質無料といわれているんです。
今回話題になっているくら寿司は「EPARK」という予約サイトから予約ができます。こちらのサイトで付与されたポイントは、利用したお店だけでなくサイト内の他の店舗でも利用することができるので、具体的には、くら寿司で食べて得たポイントを「ココス」や「和食のさと」で利用することができます。お子さんが好きなファミリーレストランが数多く含まれているため「子供が喜びそう」と主婦たちの間で話題になりました。
しかもこのGo To Eat事業、お子さんも大人と同様のポイントが付くため(くら寿司などは乳児は対象外と明記)ディナータイムなら家族の人数×1000ポイントがもらえます。