人生100年時代と言われ、長生きのための対策が必要になってきています。健康寿命など身体のこともありますが、お金のこともしっかり考えないといけません。日本には年金制度があり、老後もある程度のお金は確保できそうですが、2019年の金融庁の「老後2,000万円問題」(※)もありました。個人でも老後資金を作ることが求められそうです。そこでJSKパートナーズ㈱の「老後資金に関する調査」をもとにして、年金や老後資金についての考えを見ていきます。

老後資金を確保している人はどのくらい?

JSKパートナーズ㈱の「老後資金に関する調査」で、現在老後資金を確保しているかどうかを聞いたところ、「しっかりとできている」が2.6%、「ある程度できている」が18.3%となり、確保ができている人は2割程度にとどまることがわかりました。今回の調査対象が30代〜50代なので、比較的若い世代は老後はまだ先のことと考えているのかもしれません。