自分のために自由にお金を使っていた独身時代。けれども結婚して、子どもが生まれて…と環境が変わるにつれ、自由に使えるお金はどんどん減っていくものです。

そんな中、筆者が節約のために注目したのは、愛用のデパコスをプチプラコスメへと切り替えること。今回は、今ではすっかりプチプラコスメのとりこになっている筆者が実感している、プチプラの魅力をご紹介します。

未練たらたら…さようならデパコス!

独身時代はコスメやスキンケアアイテムの多くをデパコスでそろえていた筆者。自分への投資とばかりにお金をかけていましたが、経済的な環境が変わるとそうはいきません。結婚すればふたりの家庭生活を維持するためにお金をかけ、子どもが生まれれば子どもの成長や教育にお金をかけ…と、自身に使えるお金はぐっと少なくなりました。

「何かを節約しないと」と思ったときに目が行ったのは、愛用しているデパコスたち。家計を見直しながらコスメ関連の出費が大きいことにはうすうす気づいていたのですが、「ここにはメスを入れたくない」「だけど節約する余地が大きい項目はここ」と葛藤していました。

筆者がデパコスを愛用していたいちばんの理由は、“ショッピングの楽しさ”。コスメカウンターで気になるアイテムを探し、美容部員に似合う色や新色をすすめてもらう…この時間の充実感は、日々の癒しや息抜きになっていました。それでも主婦として“気持ちの充実感”と“家計への負担”を比べると、あきらめざるを得ない状況に。

デパコスへの未練を捨てきれずプチプラコスメへと切り替えたときは、イヤイヤながらも仕方ない、というのが正直な気持ちでした。

ところが!いざプチプラへと切り替えてみると、そこにはデパコスとは別の魅力あるコスメライフが待っていたのです。