隣の芝生は青く見えるといいます。

自分が勤めている会社より、他の会社のほうが良く見えてしまう…それが大企業ならなおさらでしょう。そんな大企業に勤める人には羨望の眼差しが注がれやすいようですが、人が羨む大企業の中の人にも悩みや不満があるようです。実際に、大企業を辞める人も少なくありません。

今回は、大企業ならではの「がっかり」ポイントや、大企業からの転職を遂げた人たちが抱いていた不安の正体を紹介します。

隣の芝生が青く見える人たちの視点

リスクモンスター(株)が第2回「隣の芝生(企業)は青い」調査を20~69歳の男女個人1,000人に実施しています。知人や友人の勤め先のことを羨ましいと思ったことがあるかという質問に対し、41.7%の人が「ある」と回答していました。

羨ましいと最も感じているのは…

知人や友人の勤め先に対する羨望の有無を回答者の内訳ごとに見ていくと、男性(37.8%)よりも女性(46.0%)既婚者(40.5%)よりも未婚者(42.8%)の回答が高く、年齢別で見ると、20代(48.5%)がもっとも高い回答率でした。

何を持って羨ましいと感じているかというと、「給与が高い」「福利厚生が充実している」「会社に安定性がある」などのポイントを挙げている人が多かったようです。