愛車を自分好みにカスタムして他の人と差をつけたい。そう思う人も少なくありません。「カスタマイズ」と聞くと世間的には“改造”といわれたり、良いイメージを持たれないこともしばしば。そんなこともあって、カスタマイズに二の足を踏んでしまう人もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんな方々に向けて、コテコテにいじらないけれど自分流に車をカスタムできる小技をご紹介します。

純正パーツの流用

車を購入したときに最初から取り付けられているパーツを「純正パーツ」といいます。カスタマイズの基本として、純正パーツを流用する方法を試してみるのも1つの方法です。

今回紹介する方法は2つ。1つ目は最も簡単にできる、同じ車種のグレード間での流用です。

例えばホイールを上位グレードから流用してインチアップしたり、逆に下位グレードのものに変えてインチダウンしてタイヤ交換時のコストを下げる、という方法があります。内装パーツにおいては、上位グレードや特別仕様車のみ採用されているインテリアパーツを流用する、というのもいいかもしれません。

2つ目の方法はやや難易度が高くなりますが、同じメーカー車からの流用です。こちらもホイールが最も流用しやすいパーツで、ホイールの穴の数やピッチ数が合えば簡単に取り付けることができます。この際、タイヤの外径を純正に合わせないとスピードメーターが正確でなくなったり、タイヤが外に出すぎてはみ出たりすることもありますので、下調べが重要です。