鳥貴族、売上高は8月より改善も対前年同月比70%のマイナス成長(2020年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は焼鳥チェーン店「鳥貴族」を運営する鳥貴族(3193)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年10月7日に更新された鳥貴族の2020年9月既存店売上高は、対前年同月比77.2%。内訳は客数71.8%、客単価107.5%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずマイナス成長となりました。

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また全店売上高も74.1%と、既存店・全店ともに対前年同月比70%台の数字となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は7月決算)。

前期の既存店売上高は、プラス成長4カ月・マイナス成長8カ月となりました。新型コロナウイルス問題が本格化した3月以降は、対前年同月比で3月83.9%、4月3.9%、5月12.1%、6月73.2%、7月76.8%、8月59.1%、9月77.2%で推移。マイナス成長が続く中、8月は50%台へと落ち込みましたが、9月は70%台に戻しています。

全店売上高は、前期のプラス成長月が2カ月に留まりました。3月以降は3月81.6%、4月3.8%、5月12.1%、6月70.8%、7月74.4%、8月56.9%、9月74.1%で、既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、昨年3月に1,478円の安値を付けた後から上昇し、2020年2月には2,698円の高値に到達しました。しかし反落する中で2月後半からの株式市場全体の急落を受けて下落に勢いが付き、4月3日には1,190円の安値に到達。

その後リバウンドして5月に一時2,000円を回復しましたが、8月3日に1,163円まで下落し安値を更新。9月以降は1,500円台で取引されています。

既存店・全店ともに3月から売上高のマイナス成長が続いています。今期どのタイミングでプラス成長を回復することができるのか注目されます。

鳥貴族の過去1年の株価推移

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参考資料:月次報告(2020年9月度)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。