応募するには?

「コロナ特別対応型」は、対象経費の1/6以上をサプライチェーンへの対応(A類型)や非対面販売への転換(B類型)、テレワーク設備の導入(C類型)のいずれかに該当する取り組みを行う場合、応募することができます。

A類型の場合は補助率が2/3、B・C類型の場合は3/4と優遇されます。補助金上限額の100万円をもらおうとすると、2/3の場合は150万円以上、3/4の場合は約134万円以上の投資を行うことになります。補助率が上がると自己負担分が少なくなります。

事業再開枠の設定

さらに事業再開枠が別枠でプラスされます。これは補助金の合格者が事業を再開するにあたり、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、アクリル板の設置や空気清浄機、消毒作業などの取り組みに、最大50万円が補助されるようになりました。しかも10/10の補助率、つまり満額補助されます。

特定業種を優遇

屋内運動施設とバー、カラオケ、ライブハウス、接待を伴う飲食店といった3密となりやすい施設については、さらに50万円を上乗せして補助されるようになりました。

締め切りは?

第5回の応募締め切りは12月10日必着となっています。

現時点の情報では、小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型の受付は今回の第5回が最終と発表されています。関心のある方は補助金に詳しい税理士や中小企業診断士に相談してみてはいかがでしょうか。

中野 裕哲